小石原焼 マルワ窯

伝統を受け継ぎ、新しいモノ作りへの挑戦

壺や大皿などの大物を得意とする一方で、アメリカ修行で習得した薄づくりのマグカップ類など日常で使える作品が並ぶ。伝統技法を駆使した新しい生活スタイルに合わせた新しい小石原焼。

受け継がれる~LINEAGE(リネージュ)

伝統を守りながらも、常に新しいもの作りに挑戦。自然な稲穂を束ねて作る藁刷毛という技法を使い模様をつけ現代的な色合いとマッチングするように作りました。リネージュというのは、窯跡から出てくる古い小石原焼にも見られる筋模様のこと。今でも刷毛目や飛びカンナなど伝統技法に引き継がれている、こういった條文様(じょうもんよう)を現代の生活にふさわしい新しい形で提案して行く。

アメリカでの出会い

20歳で大阪民芸館展に出展したとき、その作品を見たアメリカ人陶芸家のリック・アーバン氏が、わざわざ訪ねて来たのです。彼はそのまま1週間滞在して小石原焼を学んで行きましたが、その縁で今度は富隆さんがリックさんを訪問。
半年の修行で、薄く軽い焼き物を作る独自の方法や、ハンドル文化(柄の付け方)を吸収。その後イギリスにも渡り、バーナード・リーチの孫弟子の元で学びました。

器と料理

確かな技術で作られる小石原焼。伝統技法をアレンジして使いやすい器づくりを追求する。

店名マルワ窯
住所福岡県朝倉郡東峰村大字小石原892-1
アクセス
電話番号0946-74-2248
ウェブサイトhttps://koishiwarayaki.ocnk.net/
営業時間
定休日

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